料理の新参者はもちろん、幾星霜を経たベテラン主婦も分量どおり計ることで、割合を覚え、味を知る...
ホッとあたたかい白肌のお餅。よく見ると、杢目がはしる木のお鏡。 輪島の木地師・高田さんが銀杏...
Aging comfortably ―快適にトシをとる。 生物はみなトシをとる。21世紀は長...
青春朱夏、道具世界を糺す職能樹立の闘いに生命を張り、吾身を省みず不養生を重ね、白秋耆老(きろ...
縫い針は長く京針が銘品。明治に始まる工業化で、当時の電力事情から生産地を広島に移動。20数年...
人はなにかにつけて「包み」たがる。包み方によって中身の性質を決めるのだから、包むもの(風呂敷...
私の机の上に黒い石器が置いてある。時折ながめている。石は小さなものだが、ずっしり重く硬い貞岩...
具体的で物質の道具を紹介するならば、私がとくに名付けた「比例ものさし」から始めたい。 これは...
硝子(ガラス)の碍子(ガイシ)。この何とも不可思議な語呂が好きだ。ガイシとは、送電線同士を絶...