「描く」と「出す」

イラストに特化した生成系AIの進化が著しいので「にじジャーニー」を使ってみる。「女の子たちとロボットが一緒にコンピューターを使っている様子」のイラストを生成したいと思い、「girls and robot, computer」と、レトロな絵柄にするために「90’s, retro」のキーワード(プロンプト)を使って出力の指示を出した。そうすると4パターンのイラストが生成された。女の子は1名しか描かれず、また予想していたイメージではない構図のイラストが出力された。だがこの出力結果に対して失敗という気持ちはない。なんなら頭の中のイメージよりも面白い構図の良いイラストであると思えた。図の右側は、4パターン中の右上のイラストを再出力したものである。今回はこれが自分好みのイラストとなった。現在の生成系AIでは、作りたいもののイメージのキーワードを組み合わせて指示を出すスキルが必要になる。

「私が描いた」ではなく「私が出力した」がこれからの社会でどのような変化をもたらすのか楽しみだ。

松浦 李恵,2023,vol.189

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