季刊道具学15 特集:「研究」の研究 道具学論集第13号

2006.12.20発行 

季刊道具学15

特集:「研究」の研究―道具学にとっての研究とは
特集前記
面矢慎介(滋賀県立大学人間文化学部/本号担当編集長)
「知の技法」としての座談会―二つの座談会、その企み
道具学論集編集委員会・編

道具学論集第13号

 現代日本の生活文化における食玩(おまけ)に関する序説
横川公子、森田雅子、西田徹、山本泉、北村薫子、
櫻谷かおり、延藤久美子、岡田春香(武庫川女子大学)
 食玩回収の試みから見えるもの
西田徹(武庫川女子大学)
 日本製手編機の発展過程―1920年代~60年代前半を中心に
李炯淑(滋賀県立大学)
 北海道グッドデザインコンペティションに見る地域様式の道具学的考察
石崎友紀(札幌市立大学)
 イメージを造り上げる道具―CG映像制作の新たな展開
渡邉哲意(宝塚造形芸術大学)
 イノベーション(技術革新)研究における単純化の弊害と不可視の問題
入江信一郎(京都工芸繊維大学)
 素材の道具―素材が先か、モノが先か
浜中進(湯タンポ研究家、季刊道具学編集委員
●長澤靖隆さんの道具学
 その一・慧眼のUFO乗組員―オオタカにうち乗って去りぬ 
山口昌伴(GK道具研究所所長、事務局担当理事)
 その二・長澤靖隆さんの棒引き―火災の跡片付けの知恵
早川高治(木工業)
 その三・常滑の元土管製陶所―c工場
平田哲生(名古屋芸術大学デザイン学部)
 その四・『捨てないという思想―長澤靖隆さんとの交流から』
大沢匠(O設計室、季刊道具学総編集長)
 その五・長澤靖隆氏の残した物―雑学的道具収集
早川高治
●連載
 道具学共和国/山口・道具と学習 授業と教室の道具
河野令二(山口大学教育学部)
 ものづくり現場考・セルロイドの人形「ミーコ」の製作過程
久保田雅人(未会員、昭和のくらしの博物館友の会会員)
 くらしの道具小事典・消えた道具たち―そして失ったもの13
山口昌伴
 博物館紹介・セルロイドライブラリ・メモワールハウス横濱館
浜中進
●特別寄稿
 国際学会参加報告”デザインと進化”デザイン史学会・年次大会2006
面矢慎介
次号予告等
フォーラム投稿募集/編集後記
広告/食の文化ライブラリー(法人会員)、昭和館(法人会員)

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