2020年度 道具学論集(上巻)
2021年3月31日発行
■会長巻頭言
藤本 清春 Kiyoharu FUJIMOTO
■特別寄稿
櫃鍬と鍛冶の仕事(そのⅠ) 朝岡 康二 Koji ASAOKA
■審査付論文(原著論文)
22 台湾における陶芸職人と地域連携の関わり—彰化県の「田中窯」を例とする
The Correlation between Craftsman and Local Community Development —A case of Tian Jhong Kiln in Taiwan Changhua
葉 志誠 羅 彩雲 Chih-Cheng YEH, Tsai-Yun LO
30 中国雲南麗江における民族芸術の生成過程—「トンパ木彫」土産から「ナシ木彫芸術」への道
The Development of Folk Art in Lijiang, Yunnan, China: An analysis focusing on examples of the artistic ‘Naxi’ Wood Carvings, initially known as ‘Tompa’ Souvenirs
高 茜 Qian GAO
〈2021年度『道具学論集』投稿規定〉
■小論文
48 ヒトとモノの技術と文化を観察する—1 月桂樹の開花(日産・C30型ローレルと澁谷邦男
石崎 友紀 Tomoki ISHIZAKI
50 ヒトとモノの技術と文化を観察する—2 一条の光 (ヤマハSRXと一條厚)
石崎 友紀 Tomoki ISHIZAKI
〈2021年度『道具学論集』執筆要項〉
■一般論文
54 日本のデザインのあり方 ICSID ’73 KYOTOをめぐって
石川 義宗 Yoshimune ISHIKAWA
61 道具随想 人力車夫•足につけた補助輪の謎
磯貝 恵三 Keizo ISOGAI
69 道具とカタチと一眼レフ
一條 厚 Atsushi ICHIJO
74 『結の蔵』に移築した戸前の実証的研究
大沢 匠 Takumi OSAWA
82 ワープロの道具学:日本語ワープロ専用機の発展・普及・終焉
面矢 慎介 Shinsuke OMOYA
85 デジタル時代のカメラの持ち方について
織間 勇 Isamu ORIMA
88 水口細工—これからの展開を考える私的考察
里森 滋 Shigeru SATOMORI
96 榮久庵憲司の「道具論」を再読する(第1回)
野田 尚稔 Naotoshi NODA
100 コロナ禍によって炙り出された人類の新たな課題群—道具学の視点より
藤本 清春 Kiyoharu FUJIMOTO
114 プラスチックを見る、観る、診るそして看る道具—Staudingerの高分子説100年を迎えるにあたって
山口 登 Noboru YAMAGUCHI
127 道具と情報—人類の誕生と心の発生について
山田 晃三 Kozo YAMADA
■作品発表
136 鍛金技法による純銀阿弥陀如来像の制作—多機能当て金の開発へ—
鬼頭 正信 Masanobu KITO
142 うたたね椅子の製作
倉地 康一郎 Koichiro KURACHI
145 デュアルパーパス(公道とオフロード)の典型を創出したヤマハ250DT1
高梨 廣孝 Hirotaka TAKANASHI