横川 公子

yokogawa

■プロフィール
1944年愛知県生まれ。1696年奈良女子大学大学院修士課程修了 1969年金蘭短期大学(現千里金蘭大学)を経て、1994年より武庫川女子大学生活環境学部教授・生活美学研究所・資料館兼務。この間2002年4月~2005年3月2、国立民族学博物館客員教授兼任。
西鶴作品に描かれた服飾の諸相から現代の食玩まで、日本近世を視野に入れた生活文化の近代化に関する研究に従事。
大村しげの生活財調査(国立民族学博物館共同研究)や大阪府能勢町の農事暦・生活調査、関西圏における洋裁文化調査等を手掛ける。現在は、「くらしのきもの資料館」(西宮市)より寄贈されたくらしのきもの3500点他、近現代の衣生活資料の調査および大阪市美章園の三軒町家に遺された生活財全調査を、武庫川女子大学資料館を中心とした共同研究体制で推進中。

■所属学会
意匠学会 道具学会 服飾美学会 繊維学会感性フォーラム 生活学会 日本風俗史学会 民族芸術学会

■主要著書
『京鹿の子-美と伝統-』1980淡交社、『家政知を考える』1988昭和堂、『服飾表現の位相』1992昭和堂、『服飾を生きる―文化のコンテクスト―』1999化学同人、『テキスト生活美学』1999光生館、『衣と風俗の100年』2003ドメス出版、『【日用品】の20世紀』2003ドメス出版、「モダンガールが街をゆく」『NHK知るを楽しむ 歴史に好奇心』2巻24号、『モノに見る生活文化とその時代に関する研究』2007国立民族学博物館、『大村しげ 京都町家暮らし』2007河出書房新社、『生活をデザインする』2011光生館、『生活の美学を探求する』2013光生館など。

■展示
武庫川女子大学資料館
「食玩展―象徴としての生活文化をあやつるもの―」(2007)、「ブックカバーに転用された包装紙」(2009)、「展覧会―洋裁文化玉手箱」、「生活文化玉手箱シリーズ①~④」(2010~2013)を実施。

(2013/11)

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